建築の仕事は、専門的な知識や技術を持っていることが前提となるような業務がたくさんあります。
そのため建築関連の仕事に就こうと思うなら、まず専門学校などで本格的な勉強をしておくことがまず最初のステップとなります。
建築関連の資格は実際の経験や学習した課程が条件になっていることがほとんどなので、未経験からスタートする場合にはかなり長い時間下積みとしての業務を担当する必要があります。
採用の現場でもほとんどのところで有資格者のみを優先しているので、まずは基本的な知識・技術修得を目指してください。
建築関連の資格
建築関連の資格としては、土地を取り扱う測量士や土地家屋調査士に始まり、建物の設計を担当する建築士や製図をするCADオペレーター、そして実際に建築を行う場合の建築整備士や空調整備士、建築施工管理技士、管工事施工管理技士、電気工事施工管理技士といったものなど数多くあります。
建築物を作るときには、かなり多数の分野で専門性のたかい設備設置を行わなくてはならないので、全ての知識や技術をみにつけるのではなく、早い段階からより専門性の高い技術分野に特化したスキル修得を目指した方がよいと言えます。
憧れの資格、建築士
建築業界でも最も社会的地位が高いのが建築士ですが、その資格を得るためにはかなり長い時間の勉強や経験が必要になります。
建築士には1級、2級、木造の三種類がありますが、2年制の専門学校を卒業することで2級と木造の二種類の国家試験の受験資格を得ることが出来ます。
2級に合格したあとには4年の実務経験を積むことで1級の受験資格を得られます。